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工藤直子さん「のはらうた」より


『「し」をかくひ』
           かぜみつる




 ゆうべ

 くりのきのとこ とおったら、さ

 みのむしのやつ ないているのさ

 こわいゆめ みたのだって

 まだちいさいし、な

 むりないよ



 おれ あしたのぶんに とっておいた

 そよかぜをだして ゆすってやった

 みのむしのやつ わらってねむったぜ



 あんまり かわいくて、さ

 とうとう そよかぜ ぜんぶ

 つかっちまって、さ


 だから おれ きょう おやすみ

 ひまだから「し」かいてるの





工藤直子さんの詩です。
「のはらうた」は1から4まであります。
勉強不足な私は実は存じ上げなかったのですが、とってもすてきな詩が多く感動しています。
娘の方がよーく知っててそれは小学校の時に国語の教科書に出ていたから・・ということでした。

工藤さんの「のはらうた」シリーズはぜんぶ”ひらがな”表記です。
そこがまた良くて。
子供のこころの詩と言われていますが、いえいえ大人までそれぞれの世代の思いで感じさせてくれます。
詩のタイトルの横には詠んだひとの名前がついてて、そこがまたかわいいのです。

例えば かまきりりゅうじ、こねずみしゅん へびいちのすけ みのむしせつこ などなど・・

クスっと微笑むようなネーミングに工藤さんの遊び心とやさしさを感じます。

娘が小さい時に出会っていたら絶対読み聞かせしたなーなんて思いました。
小さなお子様がいらっしゃる方にはお勧めの詩ばかりです♪
もちろん大人もこれからだって遅くはないです!



上の「しをかくひ」は読んで涙がぽとんと落ちました。
”かぜみつる”くんのやさしい言葉がちくちくした私のこころに染みました。


 ”だから おれ きょう おやすみ

 ひまだから「し」かいてるの ”


なんていうやさしさ。鼻の奥がツンとします。




来週、工藤直子さんの朗読会があって行って来ます。
ご本人の言葉を聞ける楽しみと何だろうこのドキドキ感・・・
今からワクワクしています。



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