(Sat)

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小雨の音で目覚めた

小鳥の囀りと雨の音しか聞えない

夢半分を置き去りにして

起きたら鳥の声の主を調べよう

玄関のドアを開けたら

粉粧楼の香りが強くて軽い目眩がした

バラたちは疲れた羽を休める渡り鳥のように

深く眠っているようにみえる

一歩を進ませ

二歩をためらい

三歩を引き返し

無駄なことの中に真実はある

きれいさっぱり芝だけの庭に何の興味があるものか

影、日向に隠れるどくだみの花のように

虎視眈々と根を伸張させ生きるのだ

昨日見た空き家の庭はどくだみの花でみっちり

隙間を埋めるように、樹海のように

恐ろしいまで白く敷き詰められていた

強いものが生き残るのだと言ってるような気がして後ずさる

人間だけが師とは限らない

声無きものに声を乞う

考えることを一生止めなければ必ず応えは見つかる筈だ

考えあぐねて眠って起きてそしてまた考える

他者に対してうつくしくやさしく

己に厳しく正しく



また四歩目から始めてみるか

しつこくあざとく

人生はまだ終わりそうにない









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