(Fri)

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懐かしい映画を観た 「異人たちとの夏」

もう24年も経っている

当時私は風間杜夫のファンだった

彼の独特な芝居の間合いが好きだった

28年前死んでしまった両親に逢えるということ

浅草の路地裏のアパートの2階 窓辺の朝顔の鉢 扇風機

冷えたビール 手回しして作った甘くないアイスクリーム

大林監督の映画は何とも言えないせつなさをいつも感じる

掴もうとするとひゅるりとすり抜けて

あっけらかんと向こう側で微笑んでいるのだ

胸の奥の方でポッとあたたかい白熱球が灯る

それでもやっぱりどうしようもなくせつない

大切な人はいつだってそばに居るということ

形は無くなっても見えなくても。

この頃私は大切な人を亡くしている

やさしくて口が悪くって照れ屋で祭りが大好きだった奴

この映画みたいにさ、逢えると嬉しいな

あの頃みたいに白いコムデギャルソンのスーツ着て現れてよ

「バッカじゃないっ?!仕事場に着てくんなー」って

言い返したあたしはボロいジーパン穿いてたね

病気に早く気がついてたら助かったかな・・・

ごめんね

この頃が一番苦しんでいたね 辛かったね

焼き鳥屋一緒にやろうって言った話まんざら嘘じゃなかったよ

病院の待合室で話したこと今でも覚えている

もっと逢いにいけばよかったって とてもとても後悔してるんだ

白いゆりがひとつだけポツンとね、

夏の空に向かって咲いてたよ

今でもいろいろなこと教えてくれる

忘れられない大切な人。 






異人たちとの夏

原作 山田太一
監督 大林宣彦
脚本 市川森一
キャスト 風間杜夫 片岡鶴太郎 秋吉久美子 名取裕子 永島敏行
配給 松竹 1988年




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